ソーセージを詰める道具の比較
ソーセージは天然腸やコラーゲンケーシング(人工ケーシング)に肉を詰めて作ります。
当店で販売している4つの道具のメリットデメリットを比較してみました。
道具選びの参考にしてください。
1.
口金+絞り袋
2.
ソーセージメーカー
3.
電動ミンサー&ソーセージノズル
4.
スタッファー
【ソーセージ道具比較表 】
お勧め度( ◎ > ○ > △ )
| 口金+絞り袋
| ソーセージメーカー
| ミンサ&ノズル
| スタッファー
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早さ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
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仕上り | ◎ | ○ | △ | ◎ |
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片付け | ◎ | ○ | △ | ○ |
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耐久性 | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
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収納 | ◎ | ◎ | ○ | △ |
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価格 | ◎ | ◎ | △ | △ |
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人数 | 2人※ | 1人 | 1人 | 2人※ |
※人数が2人となっていますが慣れたら1人でも可能です
口金+絞り袋
シンプルな構造で、ソーセージを作りたいと思ったらすぐに開始でき、道具を洗う時も簡単です。
ソーセージ作りのプロも試作のソーセージを作る時に使用しています。(私も普段のソーセージ作りはコレです(*^_^*))
《メリット》
・安価で手軽にソーセージ作りを始められる
・すぐに使えて場所も取らず、詰めるのも早く、洗い物が少なく片付けがラク
・慣れると右手で絞り袋を押し、左手は口金に添えて腸の出具合を調節できる
《デメリット》
・大量のソーセージ作りには向いていない(1kg以内のソーセージ作りにおすすめ)
・固い生地を作ると詰めにくい時がある
《作業に必要な人数》
1~2人
・1人でもできるけど2人でおこなうとラク
[口金・絞り袋の商品ページ]
→手作りソーセージキット
→口金と絞り袋の単品販売
ソーセージメーカー
レバー握ってカチカチすると肉が詰まっていく構造です。わかりやすく使いやすいので、初めての方、子どもにも作らせたい方、一人で作りたい方におすすめです。
小学生向けの食育のためのソーセージ作り実習にもこのソーセージメーカーを使っています。
《メリット》
・手軽にソーセージ作りを始められる
・力がなくても詰められる
・慣れると右手でレバーをにぎり左手はノズルに添えて腸の出具合を調節できる
・羊腸用と豚腸用のノズルが付属しているのでどちらも作れる
《デメリット》
・大量のソーセージ作りには向いていない(500g以内のソーセージ作りにおすすめ)
・固い生地を作ると詰めにくい時がある
・空気が入りやすい
《作業に必要な人数》
1~2人
・1人でもできるけど2人でおこなうとラク
[ソーセージメーカーの商品ページ]
→ソーセージメーカー(当店オリジナルのソーセージ作り解説書と使い方説明書付き)
→ソーセージメーカー天然羊腸付きセット[天然羊腸2個・作り方解説書]
電動ミンサー&ソーセージノズル
電動ミンサーBK-220に専用のソーセージノズルをつけると腸詰めができます。最初は電動ミンサーでソーセージ用の挽肉を作り、その後、ノズルを装着して腸詰めができる一台二役のマシンです。
《メリット》
・大量のソーセージ作り(1kg以上のソーセージを作る時)に向いている
・電気の力で詰めるので力が必要無い
・すいすい詰まっていくので一人でもラクラク
《デメリット》
・洗う部品が多い(10個くらい)
・肉が潰れるので、粗挽きなどはできない
・付属のノズルが太いので細い羊腸(20mm以下)は使えない
・構造上詰められない肉が少し残る
・構造上温度が上がりやすいので肉がボソボソしやすい
《作業に必要な人数》
1人
・2人でおこなうととてもラク
[電動ミンサーとソーセージノズルの商品ページ]
→電動ミンサー
→ソーセージノズル
スタッファー
ソーセージを詰める専門の道具なので大量のソーセージを素早く詰めることができます。2kg以上のソーセージをまとめて作る時に使用するのがおすすめです。当店で販売しているドイツ製のスタッファーは歯車が大きく丈夫です。全体が堅牢に作られています。
《メリット》
・大量のソーセージ作りに向いている
・空気の入りの少ない綺麗なソーセージができる
・安定して詰めることができる
・作業効率がよい(シリンダーが自立するなど)
《デメリット》
・構造上シリンダー内に詰められない肉が少し残る(残った肉は口金・絞り袋などで詰める)
・本体が大きいので設置場所の確保が必要
・シリンダー(筒)が大きいので夏は温度が上がりやすい。外気温が高いときはシリンダーを冷やしておこなう必要がある。
・洗い物の数が多い
・洗い物が大きい(シリンダー、肉押し板、ノズルなど)
・価格が高い
《作業に必要な人数》
1~2人
・1人でもできるけど2人でおこなうとラク
[スタッファーの商品ページ]
ドイツ製の堅牢な6リットルタイプ[DICK-6]
以上、ソーセージ作り道具4種類でした。
※漏斗(ろうと)を使ってソーセージを詰めることは、できないことはありませんが上手く詰めることは不可能です。なかなか肉が詰まらないし羊腸がはずれたりしてソーセージ作りが嫌になってしまいます。ソーセージ作りには上記の専用の道具を使って下さい。
私(店長)は上記すべての道具を使っています。
一番よく使うのは口金・絞り袋です。肉400g&羊腸2mで作るには最適です。
ソーセージメーカーは教室などで子どもたちとソーセージ作りをするときに使っています。
電動ミンサーはほとんど使いません。とにかく楽に腸詰めしたい時はいいですが温度が上がりやすかったり、肉が潰れますので、綺麗なソーセージを作りたい時はおすすめしません。
スタッファーはデカイので普段のソーセージ作りには使いませんが2kg以上のソーセージを作る時はこれにたよります。慣れたら2kgもすぐです。