店長プロフィール


店長カワモトです

パクモグドットコムにご訪問いただきましてありがとうございます。
当サイトは
ご家庭でソーセージを手作りするのを応援するページです。
ソーセージの作り方と美味しい食べ方の紹介、
ソーセージ作りの材料や道具も販売しています。

初めまして。パクモグドットコム店長のカワモトです。

私は昔から”何かを作る”というのが大好きで、小さい頃はプラモデルや工作を何時間でも夢中でやっていたり、学生の頃は料理にハマり、自分で釣った魚をさばいて調理して友達に振る舞うのが楽しみでした。そのまま大人になり、私の地元、新潟が洋食器と刃物で栄えた土地柄という影響もあった結果、手作りキットのお店を開くことにしました。とは言っても、調理道具屋さんならまだしも、手作りキットというマニアックな商材で、売り方もよく知らずに始めたこともあり、なかなか軌道に乗せられず、当初は赤字続きで、落ち込む日々。。でもこの仕事を諦めきれずに、アルバイトをしながら生計を立てていたこと(本末転倒?)もありました。。そのうち、豆腐やビールを手作りする講習会のイベントに講師として呼んで頂いたりしながら、少しずつ手作りの楽しさがじわじわ広がっていっているなぁ~と思っていた矢先、あるキットの道具を作って頂いてる職人さんがご高齢のため仕事を辞めることになり、品質の良い道具の仕入れが難しくなってしまいました。

2才の子どもが手作りの無添加ソーセージをたくさん食べてくれて嬉しい それを期に、もっと特化した品揃えにしていこうと考え、手作りソーセージ一本で行くことを決意しました。実は、当時の私はソーセージ作りがそれほど上手くありませんでした。でも「ソーセージ作り」のインパクトと楽しさ、そして頑張った分だけ美味しさで返ってくる奥の深さに可能性を感じました。それに市販のソーセージのパッケージの裏をみると原材料が添加物だらけでちょっと不安になるし、お店こだわりの無添加ソーセージは結構なお値段(!)で日常的に食べられないし、、、出来れば安全で美味しいソーセージを安く簡単に作ることが出来たら。。と考えるようになりました。

ご家庭で誰でも手軽にソーセージが作れるレシピを目指して、今でも我が家の台所は時々研究所になり、夕飯のおかずは実験結果(成功も失敗もアリ)が並ぶことも多々あります(^^;)が、家族であーだこうだと言いながら手作りするのは楽しいので、皆さんにもこの楽しさをお届けしていけたらな~と思っています。

 へぇ~。ソーセージ作りって面白そうかも。。と、ちょっと気になった方は、ぜひ、この次の私のソーセージ作り遍歴もご覧くださいね♪(読むのが面倒な方は、すぐ基本の作り方へジャンプしてもOKです(^^))そして、やってみようかな~とチャレンジ心がくすぐられたら、ぜひ始めてみて下さいねっ。失敗しても大丈夫!美味しく作れるまでアドバイスさせていただきます♪

お店屋さんも新しいメニューどうしよう..と悩んでいたら、ご相談下さいませ。一緒に美味しい看板メニューを生み出しましょう!!

初めてのソーセージ作り

「えー!ソーセージって自分で作れるの?!」という驚きが私のソーセージ作りの第一歩でした。これまでベーコンやハムには挑戦したことはあったのですが、ソーセージまで手作りできるということは知りませんでした。さっそくソーセージ作りの道具をそろえ、材料を買い、おぼつかない手つきでソーセージを作ってみた結果は・・・あまり美味しくないソーセージができあがりました(ボソボソした「つくね?ゆでたハンバーグ?」のような感じの食感でした)(T_T)。それでも悪戦苦闘して「作ってみたゾ!」という達成感と満足感があったのを覚えています。

イマイチだったのがちょっと悔しかったので

「美味しいソーセージが作れるようになりたい!」と思い、気合いを入れ直してソーセージ作りリベンジしました。・・・しかし、道具に付属していた作り方でレシピどおりに作ってもボソボソザラザラは変わらず・・。市販のソーセージにはほど遠いものになってしまいました。。。なんでうまくいかないんだろう?と考えこんでも、どこに聞いたらいいのも分からないままでした。

もったいないので食べることに

たくさん作ってしまった失敗ソーセージ。食材を粗末にしてしまったな…という悲しさがありました。そんな失敗作を他人に食べてもらうのは恥ずかしくて、でも、もったいなくて捨てることができず、しかたなく「美味しくないんだけど・・」という言葉を添えて妻と一緒に夕飯で食べることにしました。すると妻は「ボソボソしているけど肉の味がよく出ていて美味しいよ!市販のソーセージみたいにクサくない!これはこれで美味しいよ!」と喜んで食べてくれました。自分としてはこんな失敗ソーセージを作ってしまって・・・(T_T)という罪悪感と挫折感で落ち込んでいたので、妻はそんな私を励ますべく気をつかって言ってくれたんだろうなぁ…(^_^;)と思ったのですが、よくよく聞いてみると、売っているソーセージは冷えた状態なら食べられるけど温めると変な臭いが出てきて食べにくいそうで、私の作ったソーセージはその臭いがしなくて肉とスパイスの香りで美味しいということだったのでした。それがなんだか嬉しくて、また頑張って作ってみよう、もっと喜んでもらえるソーセージを作りたいと前向きに思うようになりました。

ソーセージ作りの目的が少しずつ変わってきて

当初はソーセージまで手作り出来るんだ!という珍しさや、「肉の加工品」という格好良さやロマンで作りたいと思っていた私でしたが、ボソボソの失敗ソーセージを美味しいと言ってくれた妻の言葉によって、私のソーセージ作りの目的が少し変わってきました。ソーセージが作れるということで満足するのでは無く、添加物が入っていない美味しいソーセージを作りたい。そして、他人に美味しいと喜んでもらえるソーセージが目標になりました。

添加物を使わない美味しいソーセージのために

市販のソーセージの袋の裏を見てみると様々な添加物が・・・。これらが妻が言っていた臭いの原因なのだろうと思い、ソーセージについての専門書を買って読んでみました。添加物には様々な効果があることがわかりましたが、そのほとんどは肉の部位や鮮度がバラバラでも安定した品質にするためと、流通時の品質保持のために使われている物でした。。。食べる人のためというより、作る側と販売側の都合にあわせた添加物です。ということは、家庭で作るソーセージは肉の部位も鮮度も選べるし、流通時の温度などは考えなくていいので、添加物をつかわなくてもいいということになります。ただ、一つ問題点なのが「結着剤」。肉を結着させてプリッとした食感を出す添加物です。これがあることでボソボソしないソーセージになります。なんとか結着剤を使わないでもボソボソせず、プリッとしたソーセージは作れないものかと悩みました。そこで、もう一度初心に返ってみようと思い、美味しいソーセージってどんな味なのか?を確かめるため、添加物の入っていないソーセージを売っているお店を探しては食べ歩きました。また、本場のドイツソーセージで有名なハンスホールベックさんを訪ね、ソーセージ作りを見学させてもらったり、手作り教室にも参加してみました。すると添加物を使わなくてもボソボソしないソーセージが作れることが分かりました。それは肉の鮮度、塩と脂肪と水のバランス、そしてなによりも生地作りの温度が重要だったのでした。プロのソーセージの作り方は理にかなっていて(ムダの無い動作は美しさを感じるほどで)、とても参考にはなるのですが、同じ道具や機械を家庭では用意することができません。家庭で作れるようにと手順を変えたり、道具を工夫してみたり、分量を調節してみたりしながら何度も何度も実験してみました。もうこうなったら意地です。どれだけの試作ソーセージを食べたことか・・・(笑)(それにつきあってくれた家人にも感謝せねば・・)。そして試行錯誤の末にようやく、家庭で添加物を使わずにボソボソしないプリッとした美味しいソーセージになるレシピができました♪(*^_^*)

喜ばれるとウレシイ♪

店長カワモト友だちにプレゼントするためにソーセージを作っているところ 家庭で作るソーセージは、肉の旨みがギュッと詰まっていて市販のものとはひと味違う美味しさです。友人や家族に食べてもらうと「美味しいよ~!」となかなかの好評価(やっタ~!!)。そして「ソーセージ作って~」や「あのソーセージまた食べたいよ~」と言ってもらえるとすごく嬉しい!!(*^_^*)「このソーセージを知ってしまったら、もう普通のソーセージが不味くて食べれなくなっちゃったよ。。」と嬉しいクレームを言う友人まで!(アリガトウ~!)手間ヒマかけた以上の達成感があります。喜んでもらえて、ほんとうに嬉しいっっ(≧∇≦)私は、ますますソーセージ作りが好きになりました。
この心満たされる感覚を、ぜひ世のお父さんたちにこそ味わって欲しいんです。「また作ってね」と言ってもらえるような美味しさと、「よ~し!作るゾー♪」と意欲が沸いてくるような、わかりやすい解説書(キットに付属しています)にしてあります。そして、手作りソーセージが、より美味しく食べられるおすすめな食べ方も紹介するようにしています。手作りソーセージを通してパパと子どもたちの楽しい思い出づくりのお手伝いができたら私も嬉しいです。美味しいソーセージは食べる人を笑顔にして、心もお腹も満たしてくれます。みんなで楽しく美味しく食べられるようにソーセージ作りが広まっていったらいいな~と思います。

パクモグドットコム店長 河本


あと、余談なのですが・・・(^_^;)
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↑ソーセージ作りの道具を販売するまでの経緯について

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↑ソーセージ実験やレシピ

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