生地作りが終わり、いよいよ腸に詰めていこう♪とした時に、、アレ・・?・・んー絞り出せないっ・・(T_T)となることがあります。ソーセージの生地は氷を入れて低い温度で練るため、基本的に固めの生地になり、絞り出すにはある程度の力(体重)が必要になります。しかし、がんばって押し出しても出てこない時は、別の原因があります。ここではそんなピンチの時のきりぬけ法を書いてみました。
ソーセージスタッファーや電動ミンサーはパワーがあるので詰めにくいということはありませんが、口金、絞り袋で、「硬いな~」という時の参考にして下さい。
詰めにくい原因は
ソーセージの生地を作る時には氷を入れて作るのですが、氷を入れるのは2つの意味があります。一つは肉を冷たい状態で混ぜるためです。もう一つは水分の添加です。この水分の添加はプリッとした食感の生地にするために必要です。
例えばソーセージの基本の作り方では肉500gに対し氷水100gを使って生地を練りますが、氷が適度に溶けて肉と混ざり合うことで適度な水分を含んだ生地になります。ところが、寒い季節(室温が低い)などにソーセージ作りをおこなうと、氷がほとんど溶けないまま生地が完成してしまうことがあります。そうすると水分が少ない生地になり、固く絞り出しにくくなってしまいます。
粗挽きソーセージを作ろう!と思い、ゴロゴロ肉で生地を作るのはいいのですが、あまりに大きくしすぎて口金を通らないほどの大きさにしてしまうと口金の中を肉が通ることできまず、絞り出せなくなります。粗挽きの肉や脂は大きくしすぎないように注意して下さい。
口金と腸のすべりが悪いため、生地が腸に送られても腸が動かないため生地が詰まっていかない状態です。
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