ソーセージを作るとき腸の中に空気が入ってしまう
腸を詰める時に空気が入ってしまうことがあります。
[原因]
詰める道具に生地を入れる際に、すでに入っている生地と追加した生地との間にできる隙間が主な原因です。
生地を数回に分けて入れる時に生地に空間ができて、それがそのまま絞り出されることで、ソーセージに空気が入ることになります。
対処法
少量の空気は詰め終わった後、爪楊枝で腸に穴を開けて空気を抜きます。
腸に生地を詰めた状態で大量の空気が入ったときには、手でしごいて空気を抜きます。
空気が入ったままボイルすると、その空間に茹でた水が入ってきたり、溶けだした脂がたまったりと、全くもって良いことがないので(-_-)、空気はできるだけ入れないようにするのがポイントです。
生地全部を詰め終わるまでに何回生地を追加しなければならないか?によるところもあるので、詰める道具の容量で空気が入りやすい・入りにくいがあります。
1kgの生地を詰める際、ソーセージメーカーは5~6回生地を追加しなければならないので、生地と生地の間にできる空間の数が多いので、空気が入っている分が多くできてしまいます。
口金・絞り袋は2~3回で作ることができますので、空気が入りは少なくなります。ソーセージスタッファーは、生地2.5kgまでは追加無しで一度に入れることができますので、ほとんど空気が入りません。